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古畳蜈蚣図標本箱【⽯井瑛湖】

古畳蜈蚣図標本箱【⽯井瑛湖】
¥ 550,000
公募展 「害蟲展」~悪モノにされていきものたち~ の入賞作品。
2020年7月25日~8月30日まで ego Art & Entertainment Gallery にて展示します。
ご購入いただいた場合、発送は2020年9月3日となります。

〔作家・自己紹介〕
⽯井瑛湖
1993 千葉県⽣まれ
2008 市原中央⾼等学校 芸術コース ⼊学、主に絵画を専⾨に勉強する
2011 ⾦沢美術⼯芸⼤学 美術学部⼯芸科 ⼊学、彫鍛⾦コースを専攻
2015 ⼤学卒業21世紀美術館にて「⾦沢美術⼯芸⼤学卒業制作展」
 桂彫⾦塾⼊塾(4年間在籍)
 第44回伝統⼯芸⽇本⾦⼯展21+⼊選
2017 第64回⽇本伝統⼯芸展⼊選
2019 第48回⽇本伝統⼯芸展近畿展⼊選
2020 第49回⽇本伝統⼯芸展近畿展⼊選

〔作品情報〕
サイズ:作品 縦90、横126、高さ2 mm
    額縁 縦219㎝、横273、高さ58 mm
素材 :作品 銀925、赤銅、銅
    額縁 アガチス

〔作品説明〕

野山に囲まれた私の実家では、夏になると毎年の様に大きな百足が家の中へ入ってくる。やはり、その出で立ちの所為か、または先行する攻撃性のイメージの所為か、発見した時は驚きと恐怖感を抱いた。それらは、多くの人と共感できるものだろう。
「自然には何の無駄もない」とはアリストテレスの謂であるが、彼は他に以下のような言葉を残している。
「すべてのものには自然本性的で善美なる何かがあるということを理解して、とまどうことなく動物の各々の種についての探求へとおもむく必要があるのだ。なぜなら、自然本性の諸々の産物には、しかもとりわけそれらには、たまたまではなく何かのためにそうなっているということがあるのであって、しかるに、そのためにそれらが構成させられたか発生したところの目的が善美を占めるからだ。」
本作品で百足の自然界における根元的役割を主張する気など毛頭ないのだが、ここで言いたいのは、我々が自然を観ようとしない限り、自然から我々にあれこれ観せてはくれない、ということである。それ故に、それらを尊いと思わない心は、自分自身をも軽視するのと同様であるということである。なぜなら、アリストテレスの言う自然(ピュシス)は我々人間もまた含まれているからだ。つまり、その時代の人々と自然の付き合い方を見れば、その時の文化や価値観、または人々の自然に対する関心や感情を見ることができる。
例えばそれらは、本作品の主題である「百足」一つをとっても学べるものがある。ある時は、百足は古事記や民話の中で嫌がらせの道具として用いられたり、恐怖の象徴として物語の中に登場したりする。また侍の時代には、前にしか進まない習性から、決して後退しない勝ち虫として武人に好まれ、兜や刀装具などのモチーフに選ばれていた。実際目の当たりにすると、やはり黒く屈強な鎧のような身体と、そこに生える無数の足が蠢く姿には畏敬の念を抱かずにはいられない。
一旦冷静になれば、ヒタヒタと畳を這い、静かに、そして自在に体をくねらせて獲物を求めて動き回る様は、つい恐怖を忘れて見入ってしまうくらいしなやかで美しい。ただ、やはり、突然家の中で発見した恐怖は常にある。
美術の役割の一つが、今まで気がつかなかった美しさを可視化する行為とするならば、本作品を観る人には、百足に普段感じる恐れよりも、その美しさを観てとってほしい。
本作品は百足の艶のある黒い身体を表現するために日本独自の金属、赤銅を用い、朱色の脚と頭部には銅を使用している。さらに畳の凹凸を作った地金の銀925に、百足を肉象嵌し、半立体的に制作したものである。畳の縁には布目を切り、黒く燻すことで古畳の雰囲気を醸し出した。すべての色は金属を人工的に酸化させた色であって、塗装ではない。額装に標本箱を選んだ理由として、私は、昆虫標本に昆虫の生前の美しさを永遠に閉じ込めた宝石箱のような魅力を感じる。同じように金工作品を額装することで、現代の生活様式に馴染む工芸品ができるのではないかと思い、今回はオリジナルの額を制作している兵庫県神戸市にある六甲昆虫館にて額装を依頼し、標本箱として作品を仕上げた。
「自然本性的なものには、みな、何か驚嘆すべきものがある。」本作品を通じて、それを少しでも分かち合い、そして、どこか懐かしさを感じていただけたら嬉しく思う。

【注意事項】
① 写真と色味やイメージが違うなど、お客様都合による返品は受け付けておりません。
② 現物を確認されたい場合はContact (お問い合わせフォーム)よりお気軽にお問い合わせください。
③ 送料着払いにて発送させていただきます。(直接お持ち帰り頂くことも可能です)
公募展 「害蟲展」~悪モノにされていきものたち~ の入賞作品。
2020年7月25日~8月30日まで ego Art & Entertainment Gallery にて展示します。
ご購入いただいた場合、発送は2020年9月3日となります。

〔作家・自己紹介〕
⽯井瑛湖
1993 千葉県⽣まれ
2008 市原中央⾼等学校 芸術コース ⼊学、主に絵画を専⾨に勉強する
2011 ⾦沢美術⼯芸⼤学 美術学部⼯芸科 ⼊学、彫鍛⾦コースを専攻
2015 ⼤学卒業21世紀美術館にて「⾦沢美術⼯芸⼤学卒業制作展」
 桂彫⾦塾⼊塾(4年間在籍)
 第44回伝統⼯芸⽇本⾦⼯展21+⼊選
2017 第64回⽇本伝統⼯芸展⼊選
2019 第48回⽇本伝統⼯芸展近畿展⼊選
2020 第49回⽇本伝統⼯芸展近畿展⼊選

〔作品情報〕
サイズ:作品 縦90、横126、高さ2 mm
    額縁 縦219㎝、横273、高さ58 mm
素材 :作品 銀925、赤銅、銅
    額縁 アガチス

〔作品説明〕

野山に囲まれた私の実家では、夏になると毎年の様に大きな百足が家の中へ入ってくる。やはり、その出で立ちの所為か、または先行する攻撃性のイメージの所為か、発見した時は驚きと恐怖感を抱いた。それらは、多くの人と共感できるものだろう。
「自然には何の無駄もない」とはアリストテレスの謂であるが、彼は他に以下のような言葉を残している。
「すべてのものには自然本性的で善美なる何かがあるということを理解して、とまどうことなく動物の各々の種についての探求へとおもむく必要があるのだ。なぜなら、自然本性の諸々の産物には、しかもとりわけそれらには、たまたまではなく何かのためにそうなっているということがあるのであって、しかるに、そのためにそれらが構成させられたか発生したところの目的が善美を占めるからだ。」
本作品で百足の自然界における根元的役割を主張する気など毛頭ないのだが、ここで言いたいのは、我々が自然を観ようとしない限り、自然から我々にあれこれ観せてはくれない、ということである。それ故に、それらを尊いと思わない心は、自分自身をも軽視するのと同様であるということである。なぜなら、アリストテレスの言う自然(ピュシス)は我々人間もまた含まれているからだ。つまり、その時代の人々と自然の付き合い方を見れば、その時の文化や価値観、または人々の自然に対する関心や感情を見ることができる。
例えばそれらは、本作品の主題である「百足」一つをとっても学べるものがある。ある時は、百足は古事記や民話の中で嫌がらせの道具として用いられたり、恐怖の象徴として物語の中に登場したりする。また侍の時代には、前にしか進まない習性から、決して後退しない勝ち虫として武人に好まれ、兜や刀装具などのモチーフに選ばれていた。実際目の当たりにすると、やはり黒く屈強な鎧のような身体と、そこに生える無数の足が蠢く姿には畏敬の念を抱かずにはいられない。
一旦冷静になれば、ヒタヒタと畳を這い、静かに、そして自在に体をくねらせて獲物を求めて動き回る様は、つい恐怖を忘れて見入ってしまうくらいしなやかで美しい。ただ、やはり、突然家の中で発見した恐怖は常にある。
美術の役割の一つが、今まで気がつかなかった美しさを可視化する行為とするならば、本作品を観る人には、百足に普段感じる恐れよりも、その美しさを観てとってほしい。
本作品は百足の艶のある黒い身体を表現するために日本独自の金属、赤銅を用い、朱色の脚と頭部には銅を使用している。さらに畳の凹凸を作った地金の銀925に、百足を肉象嵌し、半立体的に制作したものである。畳の縁には布目を切り、黒く燻すことで古畳の雰囲気を醸し出した。すべての色は金属を人工的に酸化させた色であって、塗装ではない。額装に標本箱を選んだ理由として、私は、昆虫標本に昆虫の生前の美しさを永遠に閉じ込めた宝石箱のような魅力を感じる。同じように金工作品を額装することで、現代の生活様式に馴染む工芸品ができるのではないかと思い、今回はオリジナルの額を制作している兵庫県神戸市にある六甲昆虫館にて額装を依頼し、標本箱として作品を仕上げた。
「自然本性的なものには、みな、何か驚嘆すべきものがある。」本作品を通じて、それを少しでも分かち合い、そして、どこか懐かしさを感じていただけたら嬉しく思う。

【注意事項】
① 写真と色味やイメージが違うなど、お客様都合による返品は受け付けておりません。
② 現物を確認されたい場合はContact (お問い合わせフォーム)よりお気軽にお問い合わせください。
③ 送料着払いにて発送させていただきます。(直接お持ち帰り頂くことも可能です)

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※この商品は送料無料です。

公募展 「害蟲展」~悪モノにされていきものたち~ の入賞作品。
2020年7月25日~8月30日まで ego Art & Entertainment Gallery にて展示します。
ご購入いただいた場合、発送は2020年9月3日となります。

〔作家・自己紹介〕
⽯井瑛湖
1993 千葉県⽣まれ
2008 市原中央⾼等学校 芸術コース ⼊学、主に絵画を専⾨に勉強する
2011 ⾦沢美術⼯芸⼤学 美術学部⼯芸科 ⼊学、彫鍛⾦コースを専攻
2015 ⼤学卒業21世紀美術館にて「⾦沢美術⼯芸⼤学卒業制作展」
 桂彫⾦塾⼊塾(4年間在籍)
 第44回伝統⼯芸⽇本⾦⼯展21+⼊選
2017 第64回⽇本伝統⼯芸展⼊選
2019 第48回⽇本伝統⼯芸展近畿展⼊選
2020 第49回⽇本伝統⼯芸展近畿展⼊選

〔作品情報〕
サイズ:作品 縦90、横126、高さ2 mm
    額縁 縦219㎝、横273、高さ58 mm
素材 :作品 銀925、赤銅、銅
    額縁 アガチス

〔作品説明〕

野山に囲まれた私の実家では、夏になると毎年の様に大きな百足が家の中へ入ってくる。やはり、その出で立ちの所為か、または先行する攻撃性のイメージの所為か、発見した時は驚きと恐怖感を抱いた。それらは、多くの人と共感できるものだろう。
「自然には何の無駄もない」とはアリストテレスの謂であるが、彼は他に以下のような言葉を残している。
「すべてのものには自然本性的で善美なる何かがあるということを理解して、とまどうことなく動物の各々の種についての探求へとおもむく必要があるのだ。なぜなら、自然本性の諸々の産物には、しかもとりわけそれらには、たまたまではなく何かのためにそうなっているということがあるのであって、しかるに、そのためにそれらが構成させられたか発生したところの目的が善美を占めるからだ。」
本作品で百足の自然界における根元的役割を主張する気など毛頭ないのだが、ここで言いたいのは、我々が自然を観ようとしない限り、自然から我々にあれこれ観せてはくれない、ということである。それ故に、それらを尊いと思わない心は、自分自身をも軽視するのと同様であるということである。なぜなら、アリストテレスの言う自然(ピュシス)は我々人間もまた含まれているからだ。つまり、その時代の人々と自然の付き合い方を見れば、その時の文化や価値観、または人々の自然に対する関心や感情を見ることができる。
例えばそれらは、本作品の主題である「百足」一つをとっても学べるものがある。ある時は、百足は古事記や民話の中で嫌がらせの道具として用いられたり、恐怖の象徴として物語の中に登場したりする。また侍の時代には、前にしか進まない習性から、決して後退しない勝ち虫として武人に好まれ、兜や刀装具などのモチーフに選ばれていた。実際目の当たりにすると、やはり黒く屈強な鎧のような身体と、そこに生える無数の足が蠢く姿には畏敬の念を抱かずにはいられない。
一旦冷静になれば、ヒタヒタと畳を這い、静かに、そして自在に体をくねらせて獲物を求めて動き回る様は、つい恐怖を忘れて見入ってしまうくらいしなやかで美しい。ただ、やはり、突然家の中で発見した恐怖は常にある。
美術の役割の一つが、今まで気がつかなかった美しさを可視化する行為とするならば、本作品を観る人には、百足に普段感じる恐れよりも、その美しさを観てとってほしい。
本作品は百足の艶のある黒い身体を表現するために日本独自の金属、赤銅を用い、朱色の脚と頭部には銅を使用している。さらに畳の凹凸を作った地金の銀925に、百足を肉象嵌し、半立体的に制作したものである。畳の縁には布目を切り、黒く燻すことで古畳の雰囲気を醸し出した。すべての色は金属を人工的に酸化させた色であって、塗装ではない。額装に標本箱を選んだ理由として、私は、昆虫標本に昆虫の生前の美しさを永遠に閉じ込めた宝石箱のような魅力を感じる。同じように金工作品を額装することで、現代の生活様式に馴染む工芸品ができるのではないかと思い、今回はオリジナルの額を制作している兵庫県神戸市にある六甲昆虫館にて額装を依頼し、標本箱として作品を仕上げた。
「自然本性的なものには、みな、何か驚嘆すべきものがある。」本作品を通じて、それを少しでも分かち合い、そして、どこか懐かしさを感じていただけたら嬉しく思う。

【注意事項】
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